プロ野球選手の移動交通手段
プロ野球の試合はホームアンドアウエイ方式で行われています。それ故移動時間が長く、移動の為の疲労を避けるために1軍選手はグリーン車利用となっています。投手に関しては前泊制度が採り入れられており更なる配慮がされています。しかしあくまでも1軍選手だけで、他の選手達は普通のサラリーマン並の移動手段となっています。プロ野球選手の交通手段で何時も話題になるのが阪神タイガースです。
夏の高校野球大会の時にはホームグラウンドを明け渡す必要が有り、代替の大阪市内のドーム球場をホームグラウンドとして戦いますが、殆どが遠征先の試合となり、新幹線、飛行機等をフルに利用して移動します。その間一応練習施設を確保しコンデション調整を行いますが、充分ではなく、通称死のロードと言われています。
残念ながらさすがのタイガースでもコンデション維持が上手くいかずロードゲームで負け越し、そのまま成績が低迷するケースが多々ありました。頑丈な体のプロ野球選手でも不慣れな交通手段を利用しただけで調子を崩す事も有るのです。出来るだけ良い条件で選手にプレーさせる為には遠隔地の球場での試合に限って日程の調整や大リーグ並の自家用ジェット機の案の検討も必要かも分かりません。