サッカーの勝敗 個々の選手の個人能力
サッカーの試合で勝つためには、自分達が得意とする戦術で戦うことが大切です。また、相手の出方を見た上で、最も適したシステムを構築する必要もあります。しかし、力が均衡している相手に勝利するためには、それだけでは足りません。一人ひとりの個人能力がちゃんと発揮できるかどうかも、勝敗を大きく左右します。
例えばサッカー日本代表が格下のチームと対戦した時、圧倒的にボールを支配し続けているのにも関わらず、0対0で終わったケースが何度かあります。これは戦術やシステムでは明らかに勝っていたのに、最後の決定力がどうしても不足していたのが大きな理由です。最終的にゴールを決めるのは、個人の選手です。ゴール前でどれだけ良いパスを出しても、最後が決まらなければ全く意味がありません。
強いチームには必ずと言って良い程、優れた個人能力を持つ選手が在籍しています。例えば、レアル・マドリードに所属しているサッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドです。ゴール前での突出した決定力を備えており、彼の個人能力がチームを牽引していると言っても過言ではありません。また、スペインのFCバルセロナでプレーしているメッシやスアレスも同様です。この2人のフォワードの個人能力も非常に高く、数々のスーパーゴールを生んできました。
日本ではまだ個人の力が足りないという声もありますが、優れた能力を持つ選手が増えているのもまた事実です。今後も日本のサッカー界から、目が離せません。