プロ野球は色んな都道府県出身者がいる
プロ野球選手になる為には高校、大学、社会人で活躍した選手が各球団のドラフト指名を受けその後合意して正式の契約になります。各チーム共スカウト網を全国に張り巡らし優秀な選手の情報を収集しています。球団に依りますが全国をいくつかのブロックに分けスカウトを駐在させ、高校の地方大会から大学のリーグ戦まで1年中選手を追いかけるのです。
従って全国の都道府県すべてが彼等によりカバーされています。彼等が適時レポートを球団に送り、早めのアプローチを仕掛ける為に球団幹部が遠隔地の學校を訪れるケースもあります。最近では野球留学が定着し九州の中学の選手が北海道の高校に進学したり、東京、大阪の中学の選手がレギュラーポジションを早く取りたい為に地方の高校に進学するケースも出てきています。
地元の高校を卒業しても東京や大阪の大学の有名リーグに加盟する大学に進学する選手や、高校生でドラフトに指名される選手もいるのです。従って出身地を都道府県別に色分けして有望選手を捜す手法は取られていません。ドラフト後実際の入団契約をする場合は事前の話を遠隔地の高校、大学で行い、本契約は実家のある別な都道府県で選手の両親を交えて行われています。